出産後、休む間もなく始まる赤ちゃんのお世話。忙しさ、疲れなどから、肌荒れに悩むママたちがとても多く、私もその一人でした。
産後、ホルモンバランスが乱れてるうえ、睡眠不足、ストレスなどから、肌は不安定になります。その症状は人により様々ですが、私の場合は、赤み、かゆみ、ニキビといったもの。
普段使っていたものですら肌に合わなくなってしまい、他の化粧品を使ったら余計に肌が赤くなりました。
こうした敏感な時は、肌のバリア機能が低下しているため、よかれと思ってやるケアが刺激になることがあります。
経験上、ガザガザとした乾燥した敏感肌ならしっかり保湿が必要ですが、わたしのように、赤み、かゆみ、ニキビといった敏感な状態の時は、油分が肌を刺激することがあり、保湿をしっかりすることが逆効果になります。
とにかく症状がひどいと感じたら、潔くスキンケアをやめ、皮膚科を受診するのが早いです。
しかし、皮膚科に赤ちゃんを連れて行けない!まだ出歩けないという方に、わたしなりのケアをご紹介します。
セラミド一点投入
セラミドとは、肌のなかに存在する成分で、水分を保持する働きがあります。肌の内側で保水することが肌自体を守ることにもなります。
そんなセラミドが入った美容液を、洗顔後、これだけつけます。下手にいろいろつけるより、肌を守る&潤すものだけをシンプルに与え、余計な油分を与えないようにします。これならオールインワン化粧品みたいに簡単です。
ポイントとしては、セラミドが主成分の美容液を選ぶこと。
また、セラミドといっても、セラミドに似た成分を、セラミド〇〇と言って表示しているメーカーもあるので、選ぶ時はセラミド1など数字が書いてあるものを選びましょう。この数字があるものが人間の肌にあるセラミドと同じ構造の成分です。
擬似セラミドが決して悪いわけじゃありませんが、できれば、王道のセラミドを使ったほうがいいと思います。
そこで、私が知っているなかでおすすめの商品をご紹介します。
「エトヴォス」のモイスチュアライジングセラム。
このブランドは皮膚科学を研究する医学博士監修のもと商品開発を行っており、スキンケアからメイクまで肌にやさしく結果がでるコスメを色々と展開しています。
美容液はヒト型セラミドを5種(セラミド1・2・3・5・6Ⅱ)を配合しており、弱ってしまった肌を内側から潤してくれます。とろりとしながらもサラサラと伸びるので、力をいれずに手早く肌になじみます。
他にもラインとして化粧水や洗顔などもあり、敏感で乾燥してしまう肌を強くしてくれるようなコンセプトなので、産後の肌荒れが落着いた後、美肌づくりとして使ってもいいと思います。
最終的にはランシノー
羊の毛に付着した脂肪様の分泌物からつくられたもの。要は、羊の脂です。
これは、産科で乳首が授乳により切れてしまった時に勧められたのですが、肌荒れにも良いです。
脂ではありますが、肌を刺激するようなものではなく、傷ができた肌も保護ができるというもの。赤ちゃんが口にしても大丈夫なもので、治す、というより、肌をガードして自然治癒を待つ感じです。ただし、ニキビには塗らないほうがいいです。
いくらか、かゆみ、赤みは鎮まりました。
まとめ
産後の肌荒れは、外的より、内的要因なので、時間が解決することが多いですが、少しでも早く治したいもの。
バリア機能が低下し、さらにはホルモンバランスが乱れてるときは、肌の傷がシミにもなりやすくなります。皮膚科の受診も頭にいれながらも、シンプルなケアで乗り越えたいですよね。ぜひ、参考にしてください。
※肌は人それぞれ違います。参考のうえ自己責任のもと行ってください。