子育てコラム

3人の男の子を子育て中のママが断乳について振り返ってみました

お子さんに母乳を与えていたママ達は、どのタイミングで断乳を決断し実行されましたか?

いつかは決断しなければならないとわかりつつ、子どもはもちろん、ママ自身にとっても断乳はなかなか辛い決断だと思います。

今回、男の子3人を子育て中のママさんから、現在、小学3年生の息子さんを断乳したときのお話をしていただけました。

この文章の最後にでてくる、現在の息子さんの言葉をきくと、きっとみなさんクスっとしてしまうと思いますよ!

何も考えていなかった断乳時期

今思えば、断乳の時期など考えず、ただ毎日育児に追われていたように思います。たまに「そろそろ断乳させなくては…」とは思いながらも、ダラダラと。

結局、断乳に至ったのは、3年保育で幼稚園に入園する半年前でした。

早産まれなので2歳半でしたが、幼稚園のプレにも通っていましたし、立派に色々な事がわかるようになっていた歳でした。

分かるようになってからでは遅すぎた!

母乳の1番の目的としては「栄養の摂取」、2番目に「やすらぎ」だと思うのですが、あと半年で幼稚園に入園する息子にとっての母乳は「やすらぎ」以外のなにものでもなくなっていました。完全に心のより処です。

色々な事が理解できるようになってからのほうが、恥ずかしいと感じたり、お母さんの言っている意味がわかったりするので、断乳が楽なのではないかと少し思ったりもしましたが、それはウチの子に限っては違いました。

泣く!叫ぶ!不安定!

最初「○○日になったら、おっぱいにさよならしようね」と、告知をしました。

でも、そんなの理解していません。昼も夜も、私の胸に顔をスリスリしてきます。

私はおっぱいを探す手を何度も払いのけ、泣いても、叫んでも、絶対に飲ませません。おっぱいの代わりになる手触りの良い人形も、タオルも効果なしでした。
実家に泊まらせ、無理矢理忘れさせたりもしてみました。

不安定な一週間を過ごしたのち、乳首をつまむだけならいいかと、それに落ち着きました。飲みはしないものの、乳首をつまんで寝るのが2ヶ月続き、その後、耳たぶへと移行…

2段階ふんで、やっと断乳できました。

今、思う事

断乳は早いほうがいい。

断乳の仕方は人それぞれでいいと思うのです。子どもは、おっぱいを断られた事なんて少し大きくなったら忘れてしまいます。ただ、大きくなってからの断乳は「依存」が強く出てしまい、難しいのかなと思いました。

現在小学校3年の息子は今でも、たまに私の耳たぶを触って寝ます。なかなか断乳できなかった話をすると「気持ち悪い〜」と偉そうに言っていますが、耳たぶを触るのが断乳の延長にあるものだとは知らない彼。笑ってしまいます。

もう少し早く断乳をトライしてみるべきでした。そして、母乳を与えている時以上の安らぎを我が子と分かち合える静かな時間が持てたら良かったなと思います。