子供の好き嫌いの多さに頭を悩ませているママさんも、たくさんいらっしゃるかと思います。
我が家の長男もかなりの「食わず嫌い」の偏食で、味付けとか食感とかは関係ナシで、それがただお野菜であるというだけで断固拒否!でした。
ちゃんと食べられるのは「白米」と「ポテト」のみでした。
「これなら食べてくれるかも」とせっせと作った料理を、「オエッ」と吐き出され、ぐちゃぐちゃにもてあそばれ、最終的に残飯と化してしまったそれを見て、涙を流したことも数知れず…です。
「そのうち食べるようになるわよ」とよく言われましたが、「そんな日が来る前に、体を壊しちゃうかもしれないし…」と心配でたまりませんでした。
とにかく栄養のあるものを口に入れさせたい。
そこで、栄養士さんに相談し、うまくいった方法を紹介したいと思います。
白米は食べられる、というお子さん向けになってしまいますが、「お米に混ぜる」という方法です。
しかし、「ご飯に何か混ざっているぞ」とバレてしまっては食べてくれません。
なるべくバレないように混ぜます。
まずは「押し麦」。
お米に混ぜて炊くものです。
スーパーに売っています。
ビタミンBやカルシウムを多く含みます。
食物繊維も豊富なので、便秘のお子さんにもおススメです。
見た目はお米より色が濃い目で線が入っていますが、それほど目立ちません。
味もほとんど変わりません。
うちの息子は気づかず食べていました。
次に「お米に混ぜるビタミン」。
これもスーパーでも売っています。
サプリのようにビタミンや鉄分が含まれており、お米に混ぜて炊くだけです。
若干お米が黄色っぽくなることもありますが、味にはほとんど変化はありません。
あとは「にんじんのすりおろし」。
すりおろしたにんじんを混ぜてご飯を炊きます。
オレンジ色になりますので、もしかしたら食べない子もいるかもしれませんが、量を調節することで薄くできます。
「汁」にも栄養が溶け出しているので、嫌がるようであれば身を取り除いてしまってもいいし、野菜をゆでた後の汁でご飯を炊くのも良いそうです。
どなたかの参考になれば、嬉しいです。